フリーペーパー ラヴィアンローズ 何気ない情景 特別版 香港逃避行

香港逃避行

~何気ない情景 特別版~

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更新日 2008-06-05 | 作成日 2007-10-23

香港逃避行 ~何気ない情景 特別版~

仕事で明け暮れる中会社を後にし、丁度香港に降り立ったのは、四川大地震で大騒ぎの12日。世界中が大騒ぎの頃、空港を後にして突き出ている看板で有名なネイザンロードに降り立つ雑多な風景と高層ビルを遠景にしながら気がついた事は、路上にゴミが落ちていない事と、落書き・張り紙の類が全く見当たらない事だ。ビルは決して綺麗とは言えず、雑居ビルの集合体を呈しているが、路上が清潔であるという事が治安の高さを伺わせる。筆者の香港イメージがこの時点でぶっ飛んでしまった。

IMG_5218.JPG古い街並みと高層ビル。路上のゴミが少ないのが良くわかる。


 人通りの多いファッショナブルな表通りを一歩入れば、豚を丸ごと捌いている店や露天売りをしている八百屋に出くわす。

IMG_5103.JPG中国を感じる風景。繁華街を一本入った路地で豚を捌く。

 期待通りの廉価な広東料理に舌鼓を打った後は、世界有数の夜景を舞台に繰り広げられる「シンフォニー・オブ・ライツ」の鑑賞。サーチライトやレーザーが光り輝く中、圧巻だったのは、ビクトリーハーバーから左右160度ぐらいの視界でビルの夜景が繰り広げられている事。海辺に反射する高層ビル群の明かりと夜空に浮かぶ光線が美しい。

IMG_5145.JPG「シンフォニー・オブ・ライツ」香港島18のビルからサーチライトやビームが放たれる幻想的な18分間。多国籍なカップルで一杯だった。

 その後、夜遅くに女人街へと足を延ばす。露天ストリートとして有名なこの通りは、ショッピングを楽しむ人にとっては何時間も居たい場所ではないだろうか。

IMG_5181.JPG女人街。シャツ1枚10ドル(150円弱)の看板が見える。

 タピオカ入りのマンゴージュースを啜りながら、冷やかし半分に通り抜けるだけで、気分がウキウキしてくる。売っているものも様々だ。女性服を中心としてT-シャツやデニムだけでなく、アクセサリーやチャイナドレス、時計もあった。スリには気をつけなければならないが、非常に安全。夜11時近くなのに日本人の女性グループも大勢見受けられた。

IMG_5186.JPG日本で人気のタピオカも、マンゴもいっぱいで20ドル(300円弱)

 翌朝、香港中心部にほど近いホテルミラマーを早くに出て、昨夜夜景が美しかった海沿いで行われている太極拳を見学。緩慢な動きとは裏腹に相当量の運動量らしい。
 フェリーにてセントラルに移動した後、地元で有名な香港式ミルク紅茶をオーダーする。紅茶とコーヒーを混ぜたミルク紅茶だが、非常に美味しかった。この店で出前一丁なる単語をMENUにて発見。あの「出前一丁」の事だが、
香港ではインスタント乾麺の事をこう呼ぶようで、麺を茹でた上に具材を載せて、店の料理として出している。

IMG_5331.JPG香港式ミルク紅茶。紅茶とコーヒーがMIX。 甘いミルクコーヒーにお茶のほろ苦さといった感じ。

IMG_5342.JPGこの麺が「出前一丁」である。

DSCF0583.JPGメニューの中に「出前一丁」の文字が。

 その後、香港の新旧を同時に感じられる坂の街「SOHO」を散策。古い建物の中に高層ビルの遠景が覗くこの風景は、日本で言う「昭和」の時代を彷彿とさせる。釘を一切使わないインテリアショップが興味深かった。香港ブランドも幾つか回りながら、質屋を改装したレストラン「The Pawn」へ。鉄格子の向こうにワインセラーが見えたり、古いレジがあったりと大人の雰囲気。日本人も多く来客していた。ここから見下ろす風景は、トラム(路面電車)が見下ろせて最高!長居したいお店の一つである。

IMG_5406.JPG「SOHO」にある「TREE」。 釘をまったく使わない棚が、 クオリティの高さを証明している。

 香港名物ピークトラムにてピークタワーへ。ピークトラムはいわゆるケーブルカーだが、あまりの急勾配に恐怖を覚える程である。途中の眺めも良いが、日本では味わえない急勾配を体感して欲しい。頂上に着いてから香港を全て見下ろしてみると、緑が非常に多い事に気がつく。人が開発すべき土地と大自然がしっかり区分けされていて、緑豊かな山の向こうに高層ビル群という、これも日本ではあまり見ない光景だった。

 蝋人形館ではかなり精密に作られている著名人達に感服しながら、コーズウェイベイへ。若者が多いこの街で発展を遂げつつある中国を感じる。

IMG_5493.JPGピークタワーにある蝋人形館。 $75(1100円)

IMG_5485.JPG浜崎あゆみ

 ブランドショップも多く、バーゲンシーズンは多数の人でごった返すらしい。個人的に目に留まったのは、ドラッグストアのビタミン剤の安さだった。ガラス張りの美容室のPOPには「日本的」の文字が目に付く。
 夜は著名な広東料理の店「西苑酒家」でジャッキーチェン御用達のチャーシューの味を引きずりながら就寝。


 遅い朝を迎えた最終日は、ブランチを点心が出迎えてくれた。名残惜しさを感じつつも空港へ。キャセイのビジネスクラス用ラウンジは、丁度学校の体育館二つ分位の広さほどあり、20人以上は座れるであろうカウンターバーで、搭乗予定の機体を眺めながら香港最後の乾杯をした。





協力 キャセイパシフィック航空会社・香港観光局


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